〇商品説明桃色の螺鈿で表現された流水模様に、梅の花が咲き誇る、たいへん美しいお棗です。画像ではわかりにくいですが、白梅は普通の金箔で表現され、紅梅は紅色を帯びた金箔を使用するなど、作者独自の感性が光ります。内側は豪奢な金梨地であり、早春を祝うお茶席にぴったりのお棗だと思います。
蓋に使用による若干の擦れはあるものの、光にかざしてようやく見える程度ですので、目立つものではありません。割れや欠けといった致命的な損傷はなく、状態は良いと思います。一ヵ所、漆がのりきらず、えくぼのようになっています(画像緑〇の部分)が、キズではないので問題ありません。共箱としおり、黄布、保存用紙箱が付属し、当店で薄葉紙を用意させていただきました。
「耕雲(川口浩文)」付属のしおりより昭和35年に福井県生まれる。蒔絵師福久清一氏に四年間、崎田宏氏に二年間師事。昭和58年石川県立輪島漆芸技術研修所蒔絵科入学。昭和61年同所卒業。
〇商品状態状態：蓋に微細な擦れあるものの、無傷完品刻銘：共箱に作者自筆と印あり縦幅：約7.5cm横幅：約7.5cm高さ：約7.3cm 付属品：共箱・しおり・黄布・保存用紙箱・薄葉紙
〇発送厳重に梱包して発送いたします。※薄葉紙と黄布で本体を包んで共箱に収めます。共箱はエアーパックで包んでダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として、丸めた新聞紙を使用しております。